108PM023|第108回 助産師国家試験 過去問
避妊指導におけるGATHER法の説明で正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
GATHER法は、避妊法の説明を一方向に行うのではなく、対象者のニーズに合わせて選択を支える個別カウンセリングの枠組みです。
解説
GATHERはGreet(挨拶)、Ask(尋ねる)、Tell(情報を伝える)、Help(選択を支える)、Explain(使用法を説明する)、Return(再来・継続支援)の頭文字です。年齢、月経・出産歴、疾患、性交の頻度、性感染症予防の必要、本人の希望を確認し、各法の効果・副作用・使い方を比較して自己決定を支えます。面接の状況に応じて要素を往復するため、必ず機械的に一方向へ順番どおり行うものではありません。
選択肢の確認
1.集合教育の手法である。:GATHER法は対象者と支援者が対話する個別カウンセリングの枠組みで、集団教育だけに用いる手法ではありません。
2.全ての要素を順番に行う必要がある。:6要素は相互に関連し、対象者の質問や決定に応じて往復して用いるため、必ず固定順で一度ずつ行う必要はありません。
3.緊急避妊薬の指導に特化した手法である。:緊急避妊だけでなく、低用量経口避妊薬、子宮内避妊用具、コンドーム等を含む避妊選択全般の相談に活用できます。
4.対象者の年齢に関係なく同じ情報を提供する。:年齢、生活、既往症、将来の妊娠希望などで適した避妊法は異なるため、全員へ同じ情報だけを与えるものではありません。
5.避妊指導におけるカウンセリング手法である。:対象者の価値観とニーズを聞き、選択肢の情報を伝え、使用と継続を支える避妊カウンセリング手法です。
覚えるポイント
GATHERは「Greet–Ask–Tell–Help–Explain–Return」。中心は本人の自己決定です。