109PM005|第109回 助産師国家試験 過去問
経口避妊薬の情報提供で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
経口避妊薬は排卵抑制により避妊し、子宮内膜症の症状改善や子宮体癌・卵巣癌リスク低下にも関連します。
解説
低用量経口避妊薬は排卵を抑え、頸管粘液と子宮内膜を変化させて避妊効果を得ます。子宮内膜を増殖させ続けないため、長期使用は子宮体癌リスクの低下と関連します。子宮内膜症による月経痛の治療にも用いられます。一方、コンドームのような性感染症予防効果はありません。年齢だけの一律上限ではなく、喫煙、高血圧、血栓症既往、前兆を伴う片頭痛などを含め個別に適否を判断します。
選択肢の確認
1.子宮内膜症が増悪する。:経口避妊薬は子宮内膜症を増悪させるのではなく、疼痛や病変活動性を抑える治療に用いられます。
2.内服に年齢制限はない。:年齢とともに血栓・心血管リスクが変わるため、年齢や併存リスクを無視して制限なしとは説明できません。
3.性感染症の予防効果がある。:性感染症を防ぐ効果はないため、感染予防にはコンドームを併用します。
4.子宮体癌のリスクを低下させる。:子宮内膜への持続的なエストロゲン刺激を抑え、子宮体癌リスクを低下させるため正しい記述です。
覚えるポイント
経口避妊薬は「避妊・月経症状改善・子宮体癌リスク低下」、性感染症予防は別です。