109AM011第109回 助産師国家試験 過去問

分娩第1期の産婦の言動で注意が必要なのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正答

1

この問題のポイント

分娩第1期は不安や産痛を言葉・表情で示すことが一般的で、感情が全く表出されない場合は苦痛や対処状態を丁寧に評価する。

解説

感情の表出がない産婦では、強い不安や恐怖を抑えている、疲労して反応が乏しい、分娩への対処が破綻しかけているなどの可能性がある。助産師は表情、視線、受け答え、産痛への反応、既往や支援状況を観察し、静かに気持ちを尋ねる。進行状況を質問する、希望する産痛緩和を伝える、パートナーに休憩を勧める言動は、情報を得て主体的に対処しようとする行動として捉えられる。

選択肢の確認

1.感情の表出がない。:強い苦痛を内在化している可能性があり、心理状態と対処能力を追加評価する必要がある。
2.分娩の進行状態について質問している。:状況を理解して見通しを持とうとする適応的な情報探索行動である。
3.パートナーに休憩してくるよう勧めている。:支援者の疲労にも配慮できており、直ちに異常を示す言動ではない。
4.産痛緩和について助産師に要望を伝えている。:自分のニーズを具体的に伝えられており、主体的な対処行動といえる。

覚えるポイント

分娩中は言葉の多さだけでなく、感情を表せない背景と対処力を観察する。

関連問題

109AM010109AM012
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)