109PM026|第109回 助産師国家試験 過去問
分娩第1期における産婦の食事で適切なのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 5
正答
5
この問題のポイント
硬膜外麻酔分娩を希望する産婦は緊急手術時の誤嚥リスクに備え、固形物の摂取を避けます。
解説
分娩中の飲食は分娩進行、母体の合併症、麻酔・手術の可能性に応じて判断します。低リスクで麻酔予定がなければ、消化しやすい少量の食物や透明な飲料を許容する場合があります。一方、硬膜外麻酔中は緊急帝王切開で全身麻酔へ移行する可能性と誤嚥リスクを考え、固形物を禁止し、透明な飲料等は施設方針に従って管理します。全量摂取を強要せず、口渇前から適切に水分をとります。
選択肢の確認
1.食事を全量摂取するよう伝える。:陣痛中は食欲と進行、麻酔リスクに合わせ、食事全量を一律に求めません。
2.食物繊維の多い食べ物を勧める。:食物繊維が多い食事は消化に時間がかかり、分娩中に特に勧める食品ではありません。
3.血糖値が緩やかに上昇する食べ物を勧める。:血糖上昇が緩やかな食品という一般論より、消化性と麻酔・手術の可能性を優先します。
4.水分は口渇を認めたときに摂取するよう説明する。:脱水予防には口渇が強くなる前から少量ずつ水分をとり、口渇まで待ちません。
5.硬膜外麻酔分娩の希望がある場合は固形物の摂取を禁止する。:硬膜外麻酔分娩では誤嚥リスクを考えて固形物を禁止するため適切です。
覚えるポイント
分娩中の飲食は低リスクか、麻酔・緊急手術の可能性があるかで分けて判断します。