109AM023|第109回 助産師国家試験 過去問
Aさん(21歳、アルバイト)はパートナーと2人暮らし。パートナーの不在時に急な腹痛があり、近くに住む友人を呼んだ。友人が到着した直後に自宅で女児を出産し、そのまま胎盤も娩出された。Aさんはしばらく月経が来ていないことには気が付いていたが、これまでも無月経だった時期があり、自分が妊娠しているとは思っておらず、妊婦健康診査は未受診であった。Aさんと児は救急車で搬送され、救急外来で助産師が新生児と胎盤を受け取り、その後、医師が会陰裂傷部を縫合した。出生証明書を作成するのは誰か。
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正解: 3
正答
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この問題のポイント
出生証明書は実際に分娩へ立ち会った医師・助産師等が作成し、立会者が医療職でない場合はその立会者が証明する。
解説
本事例では女児と胎盤が自宅ですでに娩出し、その場にいたのはAさんと友人である。病院の医師は搬送後に会陰裂傷を縫合し、助産師は救急外来で児と胎盤を受け取っただけで、いずれも出生の瞬間には立ち会っていない。したがって、実際に分娩に立ち会った友人が出生証明書を作成する。母親本人は届出人になり得るが、立会者がいる本事例で出生の事実を証明する者とは区別する。
選択肢の確認
1.Aさん本人:母は出生届の届出義務者になり得るが、友人が立ち会った本事例の出生証明者ではない。
2.病院の医師:搬送後に診療したものの、自宅での出生には立ち会っていないため証明者にならない。
3.Aさんの友人:児と胎盤の娩出時に実際に立ち会った者として、出生の事実を証明する。
4.病院の助産師:児を救急外来で受け取った時点では出生済みで、分娩そのものに立ち会っていない。
覚えるポイント
出生証明は「資格」だけでなく「誰が実際に出生へ立ち会ったか」で判断する。