109PM010|第109回 助産師国家試験 過去問
妊娠期で薬剤による催奇形性が最も高いのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
薬剤による形態異常の危険が最も高いのは、主要臓器が形成される妊娠初期、特に受精後3〜8週頃です。
解説
受精後約2週までは強い障害が胚死亡につながるか影響を残さないall-or-noneの時期です。その後の器官形成期には心臓、神経管、四肢など主要臓器が形成され、催奇形性薬剤への感受性が最も高くなります。妊娠12週以降は形態異常の危険は下がりますが、中枢神経、歯、性器などの機能発達や胎児毒性には引き続き注意が必要です。投薬は薬剤、量、時期を個別評価します。
選択肢の確認
1.妊娠12週未満:妊娠12週未満には主要臓器の器官形成期が含まれ、催奇形性が最も高い時期です。
2.妊娠12~16週未満:妊娠12〜16週未満も薬剤影響に注意しますが、主要な形態形成の最感受性期より後です。
3.妊娠16~20週未満:妊娠16〜20週未満は主に成長・機能への影響を考え、形態異常の最大リスク期ではありません。
4.妊娠20~24週未満:妊娠20〜24週未満は胎児毒性に注意する時期ですが、器官形成期より催奇形性は低くなります。
覚えるポイント
薬剤影響は「妊娠初期の器官形成=形態異常」「中後期=成長・機能障害」と分けます。