45AM002|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
加齢により増加・増大するのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
加齢に伴って眼所見がどう変化するかを、増える方向と減る方向に整理できるかが問われています。
解説
加齢では、水晶体は生涯にわたって上皮細胞が皮質を作り続け、古い線維が中心へ押し込まれて硬く大きな水晶体核を形成します。核が増大・硬化することが核白内障や調節力低下の背景になります。
一方で瞳孔径は縮小(老人性縮瞳)、調節力は10歳代の十数Dから60歳代でほぼ0Dへ低下、融像幅も狭くなる傾向にあります。
選択肢の確認
1.瞳孔径
誤り。加齢では瞳孔散大筋の働きが衰え、瞳孔径はむしろ小さくなる。
2.調節力
誤り。調節力は加齢とともに直線的に低下し、老視の原因となる。
3.融像幅
誤り。融像幅は加齢で拡大せず、むしろ狭くなる。
4.水晶体核
正しい。水晶体線維が中心に蓄積し、水晶体核は加齢とともに増大・硬化する。
5.Tenon 嚢
誤り。Tenon嚢は加齢で菲薄化する方向で、増大はしない。
覚えるポイント
- 加齢で増えるのは水晶体核の大きさと硬さ。
- 加齢で減るのは瞳孔径・調節力・融像幅。
- 核の増大=核白内障・近視化・調節力低下と結びつけて覚える。