45AM008|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
夜盲の診断で有用なのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 3・4
正答
3、4
この問題のポイント
夜盲を示す網膜疾患の診断に使う電気生理検査を選べるかを問う問題です。
解説
夜盲は杆体系の機能低下で起こります。杆体機能を直接評価できるのは**ERG(網膜電図)**で、暗順応下の杆体応答が減弱・消失します。
また**EOG(眼球電図)**は網膜色素上皮と視細胞の複合機能を反映し、明順応で電位が上昇するL/D比が低下します。網膜色素変性ではERGの減弱とEOGのL/D比低下がそろって現れます。EMGは骨格筋、ENGは眼球運動、VEPは視路の伝導を評価する検査です。
選択肢の確認
1.EMG
誤り。EMGは骨格筋の電気活動をみる検査で、夜盲の評価には用いない。
2.ENG
誤り。ENGは眼球運動の記録に用いる検査である。
3.EOG
正しい。EOGは網膜色素上皮の機能を反映し、網膜色素変性でL/D比が低下する。
4.ERG
正しい。ERGは杆体・錐体の機能を直接評価でき、夜盲の診断に必須である。
5.VEP
誤り。VEPは視神経から後頭葉までの伝導評価に用いる。
覚えるポイント
- 夜盲=杆体の障害。ERGとEOGで評価する。
- EOGのL/D比低下は網膜色素上皮の障害を示す。
- VEPは視路、ENGは眼球運動、EMGは骨格筋。