45AM015|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
固視微動について正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
固視微動の性質を正しく理解しているかを問う問題です。
解説
固視微動は、一点を固視しているときにも生じている微小な不随意眼球運動で、tremor(振戦)、drift(動揺)、microsaccade(微小跳躍)の3成分からなります。健常者にも常に存在し、網膜像の順応による消失(Troxler現象)を防いでいます。
不随意であり、意識的に起こすことはできません。振幅が微小なためEOGでは記録できず、サーチコイル法や高精度の眼球運動計測が必要です。動揺視は病的な眼振や眼球運動異常で生じるもので、固視微動では生じません。
選択肢の確認
1.随意的に生じる。
誤り。固視微動は不随意運動であり、随意的には生じない。
2.輻湊で減少する。
誤り。輻湊で減少するという性質はない。
3.健常者でみられる。
正しい。固視微動は健常者にも常に存在する生理的な運動である。
4.EOG で記録できる。
誤り。振幅が微小なためEOGでは記録できない。
5.増加すると動揺視を自覚する。
誤り。固視微動が増えても動揺視は自覚しない。
覚えるポイント
- 固視微動=tremor・drift・microsaccadeの3成分。
- 生理的で不随意。網膜像の順応消失を防ぐ役割をもつ。
- EOGでは記録できないほど微小。