45AM042|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
眼内レンズ〈IOL〉について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
眼内レンズの種類と特性を正しく理解しているかを問う問題です。
解説
トーリックIOLは円柱度数を組み込んだ眼内レンズで、角膜乱視を軸を合わせて挿入することで矯正します。術前の角膜形状解析と正確な軸合わせが必須です。
後発白内障は残存水晶体上皮細胞が後嚢で増殖するもので、混濁するのは後嚢でありIOLではありません。多焦点IOLは複数の焦点を作るだけで調節力そのものは戻りません。着色レンズは短波長(青色光)をカットするため黄色(イエロー)に着色されます。度数計算には角膜曲率半径と眼軸長が必要で、角膜屈折率は定数として扱います。
選択肢の確認
1.後発白内障ではIOL が混濁する。
誤り。後発白内障で混濁するのは後嚢であり、IOL自体ではない。
2.トーリックIOL は乱視を矯正する。
正しい。トーリックIOLは円柱度数をもち角膜乱視を矯正する。
3.多焦点IOL は調節力を改善させる。
誤り。多焦点IOLは焦点を複数作るだけで、調節力は回復しない。
4.青色光を抑えるため青色着色レンズが使用される。
誤り。青色光を抑えるために用いるのは黄色着色レンズである。
5.度数決定には前房深度と角膜屈折率とが必要である。
誤り。度数決定に必要なのは眼軸長と角膜曲率半径である。
覚えるポイント
- トーリックIOL=乱視矯正。軸合わせが要。
- 後発白内障=後嚢混濁。YAGレーザー後嚢切開で治療。
- IOL度数計算=眼軸長+角膜曲率半径+前房深度予測。