45AM047|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
偽内斜視の原因で誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
偽内斜視(見かけ上の内斜視)を作る解剖学的要因を問う問題です。
解説
偽内斜視は、実際には眼位が正位なのに内斜視に見える状態です。原因は内眼角贅皮、平坦な鼻根部、狭い瞳孔間距離、そして**陰性c角(角膜反射が瞳孔中心より鼻側に寄る)**です。
黄斑耳側偏位は角膜反射が耳側にずれるため、見かけ上は外斜視に見えます(未熟児網膜症などでみられる偽外斜視の原因)。したがって偽内斜視の原因としては誤りです。
選択肢の確認
1.内眼角贅皮
誤り。内眼角贅皮は鼻側強膜を覆い、偽内斜視の代表的原因である。
2.平坦な鼻根部
誤り。平坦な鼻根部は両眼が寄って見え、偽内斜視の原因となる。
3.黄斑耳側偏位
正しい。黄斑耳側偏位は偽外斜視の原因であり、偽内斜視ではない。
4.陰性γ 角異常
誤り。陰性c角(角膜反射が鼻側寄り)は偽内斜視の原因となる。
5.狭い瞳孔間距離
誤り。狭い瞳孔間距離は偽内斜視の原因となる。
覚えるポイント
- 偽内斜視=内眼角贅皮、平坦な鼻根、狭いPD、陰性c角。
- 偽外斜視=陽性c角(大きなc角)、黄斑耳側偏位、広いPD。
- 確定は交代遮閉試験で眼球の動きがないことを確認する。