第56回・2026年

56AM042|第56回 視能訓練士国家試験 過去問

2つ選択

偽斜視の原因はどれか。2 つ選べ。

解答・解説を見る

正解1・4

正答

1、4

この問題のポイント

偽斜視の原因を問う問題です。

解説

眼瞼下垂があると瞼裂の見え方が左右非対称になり、実際には眼位が正しくても斜視に見えることがあります。また牽引乳頭(近視性の乳頭変形や未熟児網膜症など)では、黄斑が偏位してκ角が変化するため、偽斜視を生じます。

眼瞼けいれん・眼瞼内反・睫毛乱生は眼瞼と睫毛の問題であり、眼位が斜視に見える原因にはなりません。

選択肢の確認

1.眼瞼下垂
正しい。眼瞼下垂により瞼裂の非対称が生じ偽斜視に見えることがある。

2.眼瞼けいれん
誤り。眼瞼けいれんは不随意な閉瞼であり偽斜視の原因ではない。

3.眼瞼内反
誤り。眼瞼内反は睫毛が角膜に触れる病態である。

4.牽引乳頭
正しい。牽引乳頭では黄斑が偏位しκ角の変化により偽斜視を生じる。

5.睫毛乱生
誤り。睫毛乱生は睫毛の向きの異常である。

覚えるポイント

  • 偽内斜視=内眼角贅皮、狭い瞳孔間距離、陰性κ角。
  • 偽外斜視=陽性κ角(黄斑の耳側偏位)、広い瞳孔間距離。
  • 遮閉試験で整復運動がなければ偽斜視と判定する。

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