45AM054|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
左眼上耳側偏心固視の患者に受動的固視検査を行ったとき、視標の見える方向で正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
偏心固視の患者で、受動的固視検査(他覚的に視標を提示する検査)で視標がどちらに見えるかを問う問題です。
解説
偏心固視では、中心窩ではない網膜部位で固視します。網膜像は上下左右が反転して知覚されるため、上耳側の網膜で固視している眼には、視標は下鼻側から来るように感じられます。
左眼の上耳側網膜=左眼では耳側は左側なので、上左側の網膜。視標はその反対の下右方向…ではなく、偏心固視眼が視標を捉えたときの主観的方向は偏心位置と同側になります。左眼上耳側偏心固視では、視標は左上方向に見えます。
選択肢の確認
1.右
誤り。水平方向のみのずれでは説明できない。
2.右上
誤り。右上方向は偏心固視部位と対応しない。
3.右下
誤り。右下方向は偏心固視部位と対応しない。
4.左上
正しい。左眼の上耳側(左上)で固視するため、視標は左上に見える。
5.左下
誤り。左下方向は偏心固視部位と対応しない。
覚えるポイント
- 偏心固視の検出はビズスコープ(星印を固視させる)。
- 網膜の対応方向と主観的視方向の関係を整理して覚える。
- 偏心固視は中心固視への矯正が難しく、弱視の予後を悪くする。