45PM011|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
遠点が眼後方50 cm、近点が眼前10 cm の場合、正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
遠点・近点の位置から屈折状態と調節力を計算する問題です。
解説
遠点が眼後方50 cmということは遠視で、遠点の屈折値は −1/0.5 = −2.00 D の位置、すなわち**+2.00 Dの遠視**です。近点は眼前10 cm=+10.00 Dの位置。
調節力 = 近点の屈折値 − 遠点の屈折値 = 10.00 −(−2.00)=12.00 D。
遠視眼では、頂間距離のぶんだけ眼鏡はコンタクトレンズより弱い度数で足り、近方視ではコンタクトレンズより眼鏡の方が調節必要量が大きくなります。
選択肢の確認
1.調節力は8 D である。
誤り。調節力は12 Dであり8 Dではない。
2.+5.00 D の遠視である。
誤り。+5.00 Dではなく+2.00 Dの遠視である。
3.年齢は40 歳以上である。
誤り。調節力12 Dは若年者の値であり、40歳以上ではない。
4.コンタクトレンズ完全矯正で近点は眼前6 cm である。
誤り。コンタクトレンズ完全矯正時の近点は眼前約8.3 cmとなる。
5.眼鏡矯正の方がコンタクトレンズ矯正より近方調節時の調節必要量が大きい。
正しい。遠視では眼鏡矯正の方が近方調節の必要量が大きくなる。
覚えるポイント
- 遠点が眼後方=遠視、眼前=近視。
- 調節力=近点の屈折値−遠点の屈折値。
- 遠視は眼鏡<コンタクト(度数が弱い)、近方の調節負担は眼鏡が大きい。