45PM012|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
調節麻痺を生じる疾患はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
調節麻痺をきたす神経疾患を選ぶ問題です。
解説
Adie症候群は毛様体神経節(副交感神経の節後ニューロン)の障害で、散瞳・対光反応減弱に加えて調節麻痺をきたします。緊張性瞳孔と深部腱反射消失が特徴です。
MLF症候群は内側縦束の障害による核間性眼筋麻痺、Weber症候群は中脳梗塞(動眼神経麻痺+対側片麻痺)、Horner症候群は交感神経障害(縮瞳・眼瞼下垂・発汗低下)、Parinaud症候群は上方注視麻痺と対光近見反応解離が主体で、いずれも調節麻痺が主症状ではありません。
選択肢の確認
1.Adie 症候群
正しい。Adie症候群は毛様体神経節の障害により調節麻痺をきたす。
2.MLF 症候群
誤り。MLF症候群は内側縦束障害による核間性眼筋麻痺である。
3.Weber 症候群
誤り。Weber症候群は動眼神経麻痺と対側片麻痺が主症状である。
4.Horner 症候群
誤り。Horner症候群は交感神経障害で、調節は保たれる。
5.Parinaud 症候群
誤り。Parinaud症候群は上方注視麻痺と対光近見反応解離が主体である。
覚えるポイント
- 調節は動眼神経の副交感成分(毛様体神経節)が担う。
- Adie=散瞳・緊張性近見反応・調節麻痺・深部腱反射消失。
- Horner=縮瞳・眼瞼下垂・眼球陥凹・発汗低下(交感神経)。