45PM036第45回 視能訓練士国家試験 過去問

遠見視力が右1.0(1.2×+1.00 D)、左0.8(1.2×+1.50 D)、眼前30 cmで裸眼の近見視力は右0.4、左0.3である。近見視力検査の経過を順に示す。右:(0.7×+1.00 D)→(0.9×+1.50 D)→(1.0×+2.00 D)→(1.0×+2.50 D)→(1.2×+3.00 D)→(1.2×+3.50 D)→(1.0×+4.00 D)。左:(0.5×+1.00 D)→(0.6×+1.50 D)→(0.9×+2.00 D)→(1.0×+2.50 D)→(1.0×+3.00 D)→(1.2×+3.50 D)→(1.2×+4.00 D)。近見視力として採用するのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

近見視力検査で「採用すべき値」を、加入度の原則から選ぶ問題です。

解説

近見視力は、最高視力が得られる最も弱い(プラスの少ない)加入度の組合せを採用します。過剰なプラス加入は作業距離を不自然に近づけ、輻湊負担も増やすためです。

右は+3.00 Dで初めて1.2に到達し、左は+3.50 Dで初めて1.2に到達しています。したがって採用値は右(1.2×+3.00 D)、左(1.2×+3.50 D)です。

選択肢の確認

1.右(0.7×+1.00 D)/左(0.6×+1.50 D)
誤り。いずれも最高視力に達していない。

2.右(1.0×+2.00 D)/左(1.0×+2.50 D)
誤り。右は+3.00 Dで1.2に達しており、+2.00 Dでは最高視力ではない。

3.右(1.2×+3.00 D)/左(1.2×+3.50 D)
正しい。右は+3.00 D、左は+3.50 Dで初めて1.2に達しており、最も弱い加入である。

4.右(1.2×+3.50 D)/左(1.2×+3.50 D)
誤り。右は+3.00 Dで既に1.2に達しており、+3.50 Dは過剰である。

5.右(1.2×+3.50 D)/左(1.2×+4.00 D)
誤り。左は+3.50 Dで既に1.2に達しており、+4.00 Dは過剰である。

覚えるポイント

  • 最高視力が得られる最弱の加入度を採用する。
  • 過矯正は作業距離を近づけ、輻湊負担を増やす。
  • 左右で加入度が異なることは珍しくない。

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