45PM039第45回 視能訓練士国家試験 過去問

急激かつ高度な視力低下を伴う疾患はどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

急激かつ高度な視力低下をきたす疾患を選ぶ問題です。

解説

網膜中心動脈閉塞症は網膜内層の血流が突然途絶える疾患で、数秒から数分で高度の視力低下(光覚弁〜手動弁)をきたします。眼底では後極部網膜の乳白色混濁とcherry red spotがみられ、緊急の対応を要します。

網膜色素変性・原発開放隅角緑内障・顆粒状角膜ジストロフィは緩徐進行性、中心性漿液性脈絡網膜症は変視症と軽度の視力低下が主体です。

選択肢の確認

1.網膜色素変性
誤り。網膜色素変性は緩徐に進行する。

2.網膜中心動脈閉塞症
正しい。網膜中心動脈閉塞症は急激かつ高度な視力低下をきたす。

3.原発開放隅角緑内障
誤り。原発開放隅角緑内障は緩徐に進行し、末期まで視力は保たれる。

4.中心性漿液性脈絡網膜症
誤り。中心性漿液性脈絡網膜症は変視症と軽度の視力低下が主体である。

5.顆粒状角膜ジストロフィ
誤り。顆粒状角膜ジストロフィは緩徐に進行する。

覚えるポイント

  • 急性の高度視力低下=網膜中心動脈閉塞症、網膜中心静脈閉塞症、急性緑内障発作、視神経炎。
  • CRAOはcherry red spotと後極部の乳白色混濁。
  • 内層のみの障害でnegative ERGを示す。

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