45PM047|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
感覚性内斜視の原因について正しいのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 2・4
正答
2、4
この問題のポイント
感覚性内斜視の成因を問う問題です。
解説
感覚性斜視は、片眼の視力低下により融像が働かなくなって生じる斜視です。乳幼児期に発症すると内斜視、学童期以降では外斜視になりやすいとされます。
先天白内障と網膜芽細胞腫は、いずれも乳幼児期に片眼の高度な視力低下をきたす代表的疾患で、感覚性内斜視の原因になります。とくに乳幼児の斜視では、網膜芽細胞腫を見逃さないため必ず眼底検査を行います。潜伏眼振、高AC/A比、異常神経支配はいずれも別の機序による斜視の要因です。
選択肢の確認
1.潜伏眼振
誤り。潜伏眼振は乳児内斜視に合併する所見で、感覚性内斜視の原因ではない。
2.先天白内障
正しい。先天白内障は片眼の視力低下を通じて感覚性内斜視の原因となる。
3.高AC/A 比
誤り。高AC/A比は調節性内斜視(非屈折性)の要因である。
4.網膜芽細胞腫
正しい。網膜芽細胞腫は片眼の視力低下をきたし感覚性内斜視の原因となる。
5.異常神経支配
誤り。異常神経支配はDuane症候群などの要因である。
覚えるポイント
- 感覚性斜視=片眼の視力低下による融像の破綻。
- 乳幼児期発症は内斜視、学童期以降は外斜視になりやすい。
- 乳幼児の斜視では網膜芽細胞腫の除外が最優先。