45PM054|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
頭位異常をきたさないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
代償頭位(異常頭位)をきたす病態と、きたさない病態を区別する問題です。
解説
代償頭位は、複視を避ける、眼振を抑える、眼瞼で視線が遮られるのを避けるなどの目的でとられます。眼瞼下垂では顎上げ、眼位性眼振では静止位に向けた顔回し、上斜筋麻痺では頭部傾斜、外転神経麻痺では患側への顔回しが典型です。
潜伏眼振は両眼を開けていれば眼振が出ないため、頭位をとる必要がありません。片眼を遮ったときにだけ出現する点が要点です。
選択肢の確認
1.眼瞼下垂
誤り。眼瞼下垂では視線を確保するため顎上げをとる。
2.潜伏眼振
正しい。潜伏眼振は両眼開放下では出現せず、頭位異常をきたさない。
3.眼位性眼振
誤り。眼位性眼振では静止位を正面にするため顔回しをとる。
4.上斜筋麻痺
誤り。上斜筋麻痺では健側への頭部傾斜をとる。
5.外転神経麻痺
誤り。外転神経麻痺では患側への顔回しをとる。
覚えるポイント
- 潜伏眼振は片眼遮閉時のみ出現。両眼開放では眼振がない。
- 顕性潜伏眼振は両眼開放でも出現するため頭位をとりうる。
- 代償頭位=複視の回避、眼振の抑制、視線の確保。