第45回
45PM059|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
2つ選択
小児の先天上斜筋麻痺の代償頭位が身体に及ぼす影響はどれか。2 つ選べ。
解答・解説を見る
正解3・5
正答
3、5
この問題のポイント
小児の代償頭位が長期に及ぼす身体的影響を問う問題です。
解説
先天上斜筋麻痺では、複視や上下偏位を避けるため頭部を持続的に傾斜させます。成長期の小児がこれを続けると、頸部や体幹の筋・骨格が非対称に発達し、顔面非対称(顔面の扁平化)や脊柱側彎をきたします。
これらは整容面だけでなく機能的な問題にもなるため、先天上斜筋麻痺は早期の手術適応と判断される根拠になります。肥満症、円形脱毛症は関係がなく、眼精疲労は頭位そのものによる身体変化ではありません。
選択肢の確認
1.肥満症
誤り。肥満症は代償頭位とは関係しない。
2.眼精疲労
誤り。眼精疲労は生じうるが、身体の形態的影響ではない。
3.脊柱側彎
正しい。持続的な頭部傾斜は脊柱側彎の原因となる。
4.円形脱毛症
誤り。円形脱毛症は代償頭位とは関係しない。
5.顔面非対称
正しい。成長期の持続的頭部傾斜は顔面非対称をきたす。
覚えるポイント
- 小児の代償頭位は顔面非対称・脊柱側彎を招く。
- これが先天上斜筋麻痺を早期に手術する根拠になる。
- 古い写真で頭位の発症時期を推定できる。
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