45PM060|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
斜視手術の合併症はどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 2・4
正答
2、4
この問題のポイント
斜視手術に伴う合併症を選ぶ問題です。
解説
強膜穿孔は、筋を強膜に縫着する際に針が眼内に達する合併症で、網膜裂孔・眼内炎につながります。強膜が薄い強度近視眼で危険が高くなります。
前眼部虚血は、前毛様動脈を含む直筋を同時に多数切離した場合に虹彩・毛様体の血流が不足して起こる重篤な合併症です。1回の手術で切離する直筋は原則2本までとされます。弱視・網膜対応異常は手術の合併症ではなく、拒絶反応は移植で問題になるものです。
選択肢の確認
1.弱視
誤り。弱視は手術の合併症ではない。
2.強膜穿孔
正しい。強膜穿孔は縫着時に生じうる重篤な合併症である。
3.拒絶反応
誤り。拒絶反応は組織移植で問題になるもので、斜視手術の合併症ではない。
4.前眼部虚血
正しい。前毛様動脈の切離が重なると前眼部虚血をきたす。
5.網膜対応異常
誤り。網膜対応異常は術前から存在する感覚異常であり合併症ではない。
覚えるポイント
- 前眼部虚血の予防のため、同時に切離する直筋は原則2本まで。
- 強膜穿孔は強度近視眼で危険が高い。
- そのほか感染、滑脱(slipped muscle)、癒着、過矯正・低矯正。