45PM070|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
50 歳の女性。健康診断で眼底異常を指摘され来院した。視力は右0.2(1.0×-2.50 D)、左0.3(1.2×-2.00 D)である。視野異常の疑いでGoldmann 視野計による検査を行い、視標Ⅴ/4 とⅠ/4 イソプタの測定を終えた左眼の結果(別冊No. 5)を別に示す。次に測定するのはどれか。

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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
Ⅴ/4のイソプタは正常でⅠ/4のイソプタは中心付近まで狭窄しており両者の間が大きく空いているため、次は中間のⅢ/4でイソプタを描いて感度分布の骨格をつかむ。
解説
Goldmann視野計では、まず最大視標Ⅴ/4で外周のイソプタを描き、順に小さく暗い視標へ移って内側のイソプタを描いていきます。図ではⅤ/4のイソプタはほぼ正常ですが、Ⅰ/4のイソプタは中心10°付近まで大きく狭窄しており、両者の間に広い空白があります。
この空白域で感度がどう変化しているかを知るには、両者の中間にあたるⅢ/4のイソプタを描くのが次の手順です。暗点の検索やMariotte盲点の測定は、イソプタで感度分布の骨格を描いてから行います。
選択肢の確認
1.Ⅳ/4 暗点
Ⅳ/4での暗点検索は、まずイソプタで感度分布の骨格を描いてから行います。
2.Ⅲ/4 イソプタ
正しい。Ⅴ/4とⅠ/4の間の広い空白を埋める中間視標であり、次に測定すべきイソプタです。
3.Ⅱ/4 暗点
Ⅱ/4での暗点検索は中間のイソプタを描いた後に行います。
4.Ⅰ/4 Mariotte 盲点
Mariotte盲点はイソプタの骨格が描けてから測定します。
5.Ⅰ/3 暗点
Ⅰ/3はⅠ/4よりさらに暗い視標で、Ⅴ/4〜Ⅰ/4の間の空白を埋める用途には合いません。
覚えるポイント
- Goldmann視野計は明るく大きい視標から暗く小さい視標へ、外側から内側へ
- イソプタの間隔が広く空いたら中間の視標で補う
- 暗点検索・Mariotte盲点はイソプタの骨格を描いてから