46AM043|第46回 視能訓練士国家試験 過去問
先天無虹彩に合併しないのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
先天無虹彩(PAX6遺伝子異常)の合併症を問う問題です。
解説
先天無虹彩では、虹彩がほとんど欠損するだけでなく、黄斑低形成による視力不良と眼振、隅角形成異常による緑内障、水晶体を支えるZinn小帯の異常による水晶体偏位・白内障、角膜輪部機能不全による角膜混濁を合併します。PAX6は眼全体の発生に関わる転写因子だからです。
ぶどう膜炎は炎症性疾患であり、先天無虹彩の構成所見ではありません。
選択肢の確認
1.眼振
誤り。黄斑低形成に伴う眼振は必発の所見である。
2.緑内障
誤り。隅角形成異常による緑内障を高率に合併する。
3.水晶体偏位
誤り。Zinn小帯の異常により水晶体偏位を生じうる。
4.黄斑低形成
誤り。黄斑低形成は視力不良と眼振の原因となる。
5.ぶどう膜炎
正しい。ぶどう膜炎は先天無虹彩の合併所見ではない。
覚えるポイント
- 先天無虹彩=PAX6異常。黄斑低形成・眼振・緑内障・白内障・角膜混濁。
- 散在例ではWAGR症候群(Wilms腫瘍)の検索が必要。
- 羞明対策に虹彩付きコンタクトレンズや遮光眼鏡を用いる。