46AM057|第46回 視能訓練士国家試験 過去問
near penalization 法を10 D の調節力がある弱視に行った場合、健眼の明視距離で正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
near penalization法で健眼がどこを明視できるかを計算する問題です。
解説
near penalization(近方ペナリゼーション)は、健眼にアトロピンを点眼して調節を麻痺させ、さらに遠視性の過矯正レンズを与えず遠方だけを見せる方法です。健眼は調節できないため、矯正された遠方のみが明視でき、近方は弱視眼を使わざるを得なくなります。
調節力10 Dがあっても、アトロピンで調節が完全に麻痺すれば健眼の明視範囲は無限遠のみに固定されます。
選択肢の確認
1.眼前100 cm から眼前33 cm
誤り。調節が麻痺しているため近方は明視できない。
2.眼前80 cm から眼前10 cm
誤り。調節が麻痺しているため近方は明視できない。
3.無限遠から眼前33 cm
誤り。調節が麻痺しているため近方まで明視できない。
4.眼前33 cm のみ
誤り。近方のみを明視するのはdistance penalizationの条件である。
5.無限遠のみ
正しい。健眼の調節が麻痺し遠方のみが明視できる状態となる。
覚えるポイント
- near penalization=健眼を遠方専用にして、近方を弱視眼に使わせる。
- distance penalization=健眼に過矯正レンズを与えて近方専用にする。
- アトロピン点眼による薬物的遮閉は完全遮閉の代替になる。