46AM068|第46回 視能訓練士国家試験 過去問
24 歳の男性。屈折矯正手術を受けてから眼が疲れやすくなったため来院した。視力は右0.5(1.2 ×-0.50 D◯cyl-0.50 D 40°)、左0.1(1.2 ×-3.50 D◯cyl-0.75 D 40°)、眼軸長は右28.4 mm、左28.6 mm であった。行うべき検査はどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
屈折矯正手術後の不同視と眼精疲労から、行うべき検査を選ぶ問題です。
解説
右−0.50 D、左−3.50 Dと約3 Dの不同視が残っており、両眼の網膜像の大きさが異なる**不等像視(アニセイコニア)**が眼精疲労の原因として疑われます。
ニューアニセイコニアテストは、左右眼に大きさの異なる半月図形を提示して不等像視の程度を定量する検査で、この症例で行うべき検査です。ERG・VEPは網膜・視路の機能、調節力検査・Titmus stereo testはそれぞれ調節と立体視の評価で、不等像視の定量にはなりません。
選択肢の確認
1.ERG
誤り。ERGは網膜機能の評価であり本症例の主訴に対応しない。
2.VEP
誤り。VEPは視路の伝導評価であり本症例の主訴に対応しない。
3.調節力検査
誤り。調節力検査では不等像視を評価できない。
4.Titmus stereo test
誤り。Titmus stereo testは立体視の評価であり不等像視の定量にはならない。
5.ニューアニセイコニアテスト
正しい。ニューアニセイコニアテストで不等像視の程度を定量する。
覚えるポイント
- 不同視+眼精疲労=不等像視を疑う。
- 眼鏡では約1 Dの不同視で約1%の不等像視が生じる。
- コンタクトレンズにすると不等像視は軽減する。