46AM073第46回 視能訓練士国家試験 過去問

9歳の女児。他院で間欠性外斜視と診断され、手術目的で来院した。視力は右 1.2(矯正不能)、左1.2(矯正不能)である。右眼固視による9方向眼位写真(別冊 No. 8)を別に示す。この患児に選択すべき術式はどれか。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

9方向眼位写真から間欠性外斜視のパターンを読み、術式を選ぶ問題です。

解説

間欠性外斜視の基本術式は両眼外直筋後転ですが、9方向眼位に下斜筋過動(内転位での上転過剰)とV型パターンが認められる場合は、外直筋後転に加えて**下斜筋の後転(減弱術)**を併施します。

下斜筋の過動を残したまま水平筋のみを操作すると、上下偏位とV型パターンが残ってしまいます。写真で内転位の上転過剰が確認できることが術式選択の根拠です。

選択肢の確認

1.両眼外直筋後転
誤り。下斜筋過動を残すとV型パターンと上下偏位が残る。

2.両眼外直筋後転下方移動
誤り。外直筋の下方移動はA型パターンの矯正に用いる。

3.両眼内直筋短縮上方移動
誤り。内直筋短縮上方移動は本症例の所見に合わない。

4.右眼外直筋後転と右眼内直筋短縮
誤り。片眼手術では両眼の下斜筋過動に対応できない。

5.両眼外直筋後転と両眼下斜筋後転
正しい。両眼外直筋後転に両眼下斜筋後転を併施し、V型と下斜筋過動に対応する。

覚えるポイント

  • 間欠性外斜視の基本術式=両眼外直筋後転。
  • 下斜筋過動+V型=下斜筋減弱術を併施。
  • 上斜筋過動+A型=上斜筋減弱術を検討。

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