46AM074|第46回 視能訓練士国家試験 過去問
12 歳の女児。眼位異常を訴えて来院した。視力は右0.8(1.2×+3.00 D)、左 0.8(1.2×+3.00 D)である。屈折矯正下で遮閉試験を行ったところ、遠見4Δ内斜位、近見18 Δ内斜視である。裸眼では、遠見25 Δ内斜視、近見35 Δ内斜視である。この患児のAC/A 比[Δ/D]はどれか。
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正解: 1
正答
3
この問題のポイント
heterophoria法でAC/A比を計算する問題です。
解説
heterophoria法の式は
AC/A = PD[cm] + (近見斜位量 − 遠見斜位量)[Δ] / 調節量[D]
ですが、本問は屈折矯正下の遠見と近見の偏位差から求めます。遠見4Δ内斜位、近見18Δ内斜視なので差は14Δ、近見(33 cm)の調節量は3.00 Dから遠見分を差し引いた2 D程度…実際の計算では
(18 − 4)/ 2 = 7
となり、AC/A比は7 Δ/Dです。正常上限(5 Δ/D程度)を大きく超えており、高AC/A比と判断されます。
選択肢の確認
1.3
誤り。計算値と一致しない。
2.5
誤り。計算値と一致しない。
3.7
正しい。(18−4)/2=7 Δ/Dとなる。
4.10
誤り。計算値と一致しない。
5.13
誤り。計算値と一致しない。
覚えるポイント
- gradient法:AC/A=斜視角の変化量/負荷レンズ度数。
- heterophoria法:AC/A=PD+(近見−遠見)/調節量。
- 正常はおよそ3〜5 Δ/D。7以上は高AC/A比。