46PM011|第46回 視能訓練士国家試験 過去問
ERG が確定診断に有用なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
ERGが確定診断に有用な疾患を選ぶ問題です。
解説
ERGは網膜の視細胞から双極細胞までの機能を反映します。網膜色素変性では病初期から杆体系のERGが減弱し、進行すると錐体系も含めて消失するため、診断と病期評価に不可欠な検査です。
白内障は中間透光体、緑内障・視神経炎・虚血性視神経症は網膜神経節細胞より後方の障害であり、ERGは正常か軽度の変化にとどまります。これらの評価にはVEPやOCTの神経節細胞複合体解析を用います。
選択肢の確認
1.白内障
誤り。白内障は中間透光体の混濁でERGでは診断できない。
2.緑内障
誤り。緑内障は神経節細胞の障害であり通常のERGでは評価しにくい。
3.視神経炎
誤り。視神経炎はVEPが有用で、ERGは正常のことが多い。
4.網膜色素変性
正しい。網膜色素変性ではERGが早期から減弱し診断に有用である。
5.虚血性視神経症
誤り。虚血性視神経症は視神経の障害でERGは保たれる。
覚えるポイント
- ERG=視細胞〜双極細胞の機能。網膜疾患の診断に。
- VEP=視神経〜後頭葉の伝導。視神経疾患の診断に。
- 網膜色素変性では早期から杆体応答が減弱・消失する。