46PM070|第46回 視能訓練士国家試験 過去問
60 歳の男性。2年前からの複視に対して、左眼に4Δ基底下方のプリズム眼鏡を処方されていた。この眼鏡装用で複視はなくなる。眼位検査で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
処方されたプリズムの基底方向から、もとの眼位を逆算する問題です。
解説
プリズムは基底と反対方向に像を偏位させ、眼位のずれを打ち消します。左眼に基底下方のプリズムを入れて複視が消えるということは、左眼の像を上方へ動かす必要がある=**左眼が上方に偏位している(左上斜視)か、相対的に右眼が下方に偏位している(右下斜視)**状態です。
上下斜視は「どちらの眼を基準にするか」で呼び方が変わるため、右下斜視=左上斜視と同じ状態を指します。
選択肢の確認
1.右内斜視
誤り。水平のプリズムではないため内斜視は説明できない。
2.右下斜視
正しい。左眼に基底下方のプリズムを要する状態は右下斜視(=左上斜視)である。
3.左下斜視
誤り。左下斜視なら左眼に基底上方のプリズムが必要になる。
4.左外斜視
誤り。水平のプリズムではないため外斜視は説明できない。
5.交代性上斜位
誤り。交代性上斜位はプリズムでは矯正できない。
覚えるポイント
- プリズムは基底と反対方向へ像を動かす。
- 上斜視には基底下方、下斜視には基底上方のプリズム。
- 内斜視には基底外方、外斜視には基底内方。