47AM015|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
暗順応の閾値が上昇しないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
暗順応の閾値が上昇する(夜盲をきたす)病態を区別する問題です。
解説
暗順応閾値の上昇は杆体の機能低下を意味します。小口病・先天停止性夜盲・網膜色素変性・ビタミンA欠乏症は、いずれも杆体の機能が障害されるため閾値が上昇します。
白内障は中間透光体の混濁であり、網膜に届く光量が全体に減るだけで、暗順応の最終閾値は上昇しません(曲線が全体に上へずれるが最終到達レベルは保たれる、と整理します)。
選択肢の確認
1.小口病
誤り。小口病は杆体の機能障害により暗順応閾値が上昇する。
2.白内障
正しい。白内障は中間透光体の混濁であり杆体機能は保たれる。
3.網膜色素変性
誤り。網膜色素変性では杆体機能低下により閾値が上昇する。
4.先天停止性夜盲
誤り。先天停止性夜盲では杆体機能が障害される。
5.ビタミンA 欠乏症
誤り。ビタミンA欠乏症ではロドプシン合成障害により閾値が上昇する。
覚えるポイント
- 暗順応の二相性曲線=錐体相(約5分)と杆体相(20〜30分)。
- 杆体相の閾値上昇=夜盲。網膜色素変性・小口病・CSNB・ビタミンA欠乏。
- 小口病では長時間の暗順応で閾値が正常化する(水尾-中村現象)。