47PM050|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
Hess赤緑試験の結果を示す。この患者について正しいのはどれか。

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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
Hess図では両眼とも図形が耳側(外方)へ同じ程度ずれ、上下偏位はない。共同性の外斜視であり、Worth4灯試験では交差性複視となる。
解説
Hess赤緑試験で左右の図がともに外側(耳側)へ同じ程度ずれ、大きさや形がほぼ保たれている場合は、麻痺筋のない共同性の外斜視です。上下方向のずれはなく、上下斜視は否定できます。
外斜視では右眼の像が左に、左眼の像が右に投影されるので、Worth4灯試験では交差性複視の配置になります。内直筋後転や基底外方プリズムは内斜視に対する治療で、外斜視には外直筋後転や基底内方プリズムを用います。あご引きの頭位はA-V型や上下斜視でみられ、本例には合いません。
選択肢の確認
1.内直筋後転の適応
内直筋後転は内斜視の術式で、外斜視の本例には合いません。
2.あご引きの自然頭位
あご引きは上下偏位やA-V型に対する代償頭位で、水平偏位のみの本例では生じません。
3.Worth 4灯試験で交差性複視
正しい。両図とも外側へ平行移動した共同性外斜視なので、Worth4灯試験では交差性複視を示します。
4.基底外方プリズム眼鏡の適応
基底外方プリズムは内斜視を矯正するもので、外斜視には基底内方を用います。
5.交代プリズム遮閉試験で右眼上斜視
図に上下偏位はなく、右眼上斜視は認めません。
覚えるポイント
- Hess図の平行移動(大きさ・形が同じ)=共同性斜視
- 外斜視=交差性複視、内斜視=同側性複視
- 外斜視のプリズムは基底内方