47PM062|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
斜視手術で侵襲を受けないのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
斜視手術で操作・侵襲を受ける組織を問う問題です。
解説
斜視手術では、結膜を切開し、テノン嚢を分けて筋を露出し、筋を強膜に縫着します。直筋の下には渦静脈が走っており、後転量が大きい場合や斜筋の操作で損傷の危険があります。
短後毛様動脈は視神経周囲から眼球後極部に入る血管で、斜視手術の術野に含まれず侵襲を受けません(前眼部虚血に関わるのは前毛様動脈です)。
選択肢の確認
1.強膜
誤り。筋を縫着するため強膜は侵襲を受ける。
2.結膜
誤り。結膜は切開・縫合される。
3.渦静脈
誤り。渦静脈は直筋の下を走り損傷の危険がある。
4.テノン囊
誤り。テノン嚢は筋の露出のために分けられる。
5.短後毛様動脈
正しい。短後毛様動脈は眼球後極部に入る血管で斜視手術の術野に含まれない。
覚えるポイント
- 前毛様動脈=直筋に沿う。切離が重なると前眼部虚血。
- 渦静脈=上下直筋・斜筋の付近を走る。損傷に注意。
- 短後毛様動脈=視神経周囲から後極部へ。斜視手術では触れない。