47PM066第47回 視能訓練士国家試験 過去問

35 歳の男性。以前から夜に物が見えにくいと訴えて来院した。矯正視力は右0.5(1.0×-0.75 D)、左1.0(矯正不能)。眼底写真(別冊No. 1)を別に示す。この症例の診断に有用な検査はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

夜盲と眼底所見から、診断に有用な検査を選ぶ問題です。

解説

夜盲の訴えと眼底の異常所見から、杆体機能の障害を評価する必要があります。**ERG(網膜電図)**は暗順応下の杆体応答を直接記録でき、網膜色素変性・小口病・先天停止性夜盲・白点状網膜症の診断に不可欠です。

EMGは骨格筋、ENGは眼球運動、EOGは網膜色素上皮(併せて有用ですが夜盲の第一選択はERG)、VEPは視路の伝導評価です。

選択肢の確認

1.EMG
誤り。EMGは骨格筋の評価である。

2.ENG
誤り。ENGは眼球運動の記録である。

3.EOG
誤り。EOGも網膜色素上皮の評価に有用だが、夜盲の第一選択はERGである。

4.ERG
正しい。ERGで杆体応答を直接評価でき、夜盲の診断に有用である。

5.VEP
誤り。VEPは視路の伝導評価である。

覚えるポイント

  • 夜盲=杆体の障害。ERGの杆体応答で評価する。
  • 進行性=網膜色素変性。停止性=小口病、CSNB、白点状眼底。
  • 小口病では長時間暗順応で杆体応答が回復する(水尾-中村現象)。

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