48PM022|第48回 視能訓練士国家試験 過去問
65 歳の男性。急激な頭痛と霧視のため眼科を受診した。右眼に充血がみられる。この患者にまず行うべき検査はどれか。
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正解: 1
正答
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この問題のポイント
急激な頭痛・霧視・充血で、まず行うべき検査を問う問題です。
解説
高齢者の急激な頭痛・霧視・毛様充血という組合せは、**急性原発閉塞隅角緑内障(急性緑内障発作)**を最も強く疑わせます。眼圧が40〜80 mmHgまで上昇し、放置すると数日で不可逆的な視神経障害に至ります。
したがって最優先で行うべきは眼圧測定です。診断がつけば直ちに薬物で眼圧を下げ、レーザー虹彩切開術や水晶体摘出を行います。
選択肢の確認
1.眼圧
正しい。急性緑内障発作を疑い、まず眼圧を測定する。
2.眼底
誤り。眼底検査は角膜浮腫のため観察が困難で、優先度は眼圧に劣る。
3.屈折
誤り。屈折検査は緊急度の判断に寄与しない。
4.視野
誤り。視野検査は急性期に実施できない。
5.調節
誤り。調節検査は緊急度の判断に寄与しない。
覚えるポイント
- 急性発作=眼圧上昇・浅前房・角膜浮腫・中等度散大位固定瞳孔・毛様充血。
- 頭痛と嘔吐で内科・脳外科を受診することがある。
- 散瞳薬は禁忌。直ちに眼圧を下げる。