48PM062|第48回 視能訓練士国家試験 過去問
眼窩下壁骨折について誤っているのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
眼窩下壁骨折の所見を問う問題です。
解説
眼窩下壁骨折では下直筋と周囲組織が骨折部に絞扼され、上転障害(および下転障害)をきたします。眼球牽引試験が陽性(機械的制限あり)となり、CTで骨折と組織の落ち込みを確認します。術後には残存する運動制限に対して眼球運動訓練を行います。
検査距離によって斜視角が変わるのは調節性内斜視や輻湊・開散の異常でみられる特徴で、機械的制限が本態の眼窩壁骨折では当てはまりません。
選択肢の確認
1.上転障害をきたす。
誤り。下直筋の絞扼により上転障害をきたす。
2.CT 検査が有用である。
誤り。CT検査は骨折の診断に有用である。
3.牽引試験は陽性である。
誤り。機械的制限があるため牽引試験は陽性となる。
4.検査距離によって斜視角が異なる。
正しい。検査距離による斜視角の変化は機械的制限の病態では特徴的ではない。
5.術後の眼球運動訓練の対象となる。
誤り。術後の眼球運動訓練の対象となる。
覚えるポイント
- 眼窩下壁骨折=下直筋絞扼→上転制限+上方視での複視+牽引試験陽性。
- 眼球陥凹、頬部の知覚低下(眼窩下神経)も伴う。
- 小児のwhite-eyed blowout fractureは緊急手術。