52AM048第52回 視能訓練士国家試験 過去問

眼窩吹き抜け骨折で誤っているのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

眼窩吹き抜け骨折の特徴を問う問題です。

解説

眼窩吹き抜け骨折で損傷しやすいのは、骨が最も薄い**下壁(上顎洞へ)と内側壁(篩骨紙様板から篩骨洞へ)**です。上壁は前頭骨で厚く、損傷しにくいためこの記述は誤りです。

開放型(大きな骨折)では眼窩内容が副鼻腔へ脱出して眼球陥凹が生じ、牽引試験は陽性(制限性)、鈍的外傷が原因で、眼窩下神経の障害により鼻翼や上口唇の知覚障害を伴います。

選択肢の確認

1.開放型では眼球陥凹が生じる。
誤り。開放型で眼球陥凹が生じるという記述は正しい。

2.眼窩上壁が損傷しやすい。
正しい。損傷しやすいのは下壁と内側壁であり、上壁は厚く損傷しにくい。

3.牽引試験は陽性である。
誤り。牽引試験が陽性であるという記述は正しい。

4.鈍的外傷によって発症する。
誤り。鈍的外傷によって発症するという記述は正しい。

5.鼻翼や上口唇の知覚障害を伴う。
誤り。眼窩下神経の障害により鼻翼や上口唇の知覚障害を伴うという記述は正しい。

覚えるポイント

  • 骨折しやすい=下壁(上顎洞)と内側壁(篩骨洞)。上壁と外側壁は厚い。
  • 線状型(trapdoor)=小児に多く、筋の絞扼が強いため緊急手術の適応。
  • 眼窩下神経の障害=頬部・鼻翼・上口唇・上顎歯肉の知覚低下。

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