第49回

49AM032|第49回 視能訓練士国家試験 過去問

眼瞼下垂をきたす疾患はどれか。

解答・解説を見る

正解5

正答

5

この問題のポイント

眼瞼下垂をきたす疾患を問う問題です。

解説

慢性進行性外眼筋麻痺(CPEO)は、ミトコンドリア病による外眼筋と上眼瞼挙筋の緩徐進行性の麻痺で、両側性の眼瞼下垂と眼球運動制限をきたします。複視の訴えが乏しいのが特徴です。網膜色素変性と心伝導障害を伴えばKearns-Sayre症候群です。

甲状腺眼症は眼瞼後退、MLF症候群は内転障害、外転神経麻痺は外転制限、特発性視神経炎は視力低下が主症状で、いずれも眼瞼下垂はきたしません。

選択肢の確認

1.甲状腺眼症
誤り。甲状腺眼症では眼瞼後退がみられる。

2.MLF症候群
誤り。MLF症候群は内転障害であり眼瞼下垂はない。

3.外転神経麻痺
誤り。外転神経麻痺は外転制限であり眼瞼下垂はない。

4.特発性視神経炎
誤り。特発性視神経炎は視力低下・中心暗点が主症状である。

5.慢性進行性外眼筋麻痺
正しい。慢性進行性外眼筋麻痺では両側性の眼瞼下垂をきたす。

覚えるポイント

  • CPEO=両側性・緩徐進行性の眼瞼下垂と眼球運動制限。複視の訴えが乏しい。
  • ミトコンドリア病。筋生検でragged-red fiber。
  • Kearns-Sayre症候群=CPEO+網膜色素変性+心伝導障害。

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