50AM041|第50回 視能訓練士国家試験 過去問
眼瞼下垂をきたすのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
眼瞼下垂をきたす脳神経麻痺を問う問題です。
解説
上眼瞼挙筋は動眼神経支配なので、動眼神経麻痺では眼瞼下垂が生じます。さらに散瞳・調節麻痺・外下斜視を伴い、瞳孔が侵されている場合は脳動脈瘤による圧迫を疑って緊急に画像検査を行います。
滑車神経麻痺は上斜筋、外転神経麻痺は外直筋、三叉神経麻痺は知覚(と咀嚼筋)、顔面神経麻痺は眼輪筋(閉瞼不全)の障害であり、いずれも眼瞼下垂はきたしません。
選択肢の確認
1.動眼神経麻痺
正しい。上眼瞼挙筋は動眼神経支配であり麻痺で眼瞼下垂を生じる。
2.滑車神経麻痺
誤り。滑車神経麻痺は上斜筋の麻痺である。
3.三叉神経麻痺
誤り。三叉神経麻痺は知覚の障害である。
4.外転神経麻痺
誤り。外転神経麻痺は外直筋の麻痺である。
5.顔面神経麻痺
誤り。顔面神経麻痺は眼輪筋の麻痺による閉瞼不全である。
覚えるポイント
- 動眼神経麻痺=眼瞼下垂+散瞳+外下斜視+調節麻痺。
- 瞳孔が侵される=脳動脈瘤の圧迫を疑い緊急対応。瞳孔回避=虚血性が多い。
- Horner症候群=軽度の眼瞼下垂+縮瞳(Müller筋の麻痺)。