50AM040|第50回 視能訓練士国家試験 過去問
うっ血乳頭の初期で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
うっ血乳頭の初期所見を問う問題です。
解説
うっ血乳頭は頭蓋内圧亢進により生じるため、両眼性の乳頭腫脹が基本の所見です。初期には乳頭の発赤・境界不鮮明・静脈怒張がみられます。
視神経の伝導は保たれているため、初期には視力は良好でRAPDは陰性、視野はMariotte盲点の拡大にとどまります。高度視力障害と求心性視野狭窄は、長期化して視神経萎縮に至った段階の所見です。
選択肢の確認
1.片眼性
誤り。うっ血乳頭は頭蓋内圧亢進によるもので両眼性である。
2.乳頭腫脹
正しい。初期の所見は乳頭腫脹である。
3.高度視力障害
誤り。初期には視力は良好に保たれる。
4.求心性視野狭窄
誤り。求心性視野狭窄は長期化して萎縮に至った段階の所見である。
5.相対性瞳孔求心路障害
誤り。初期にはRAPDは陰性である。
覚えるポイント
- うっ血乳頭=両眼性・視力良好・RAPD陰性・Mariotte盲点拡大。
- 視神経炎=片眼性・視力低下・RAPD陽性・中心暗点・眼球運動時痛。
- 一過性の霧視発作(transient visual obscuration)を伴うことがある。