49AM045|第49回 視能訓練士国家試験 過去問
瞳孔と眼瞼に異常をきたすのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
瞳孔と眼瞼の両方に異常をきたす病態を問う問題です。
解説
Horner症候群は、交感神経路(視床下部→脊髄→上頸神経節→内頸動脈周囲)の障害で、瞳孔散大筋の麻痺による縮瞳と、Müller筋の麻痺による軽度の眼瞼下垂が同時に生じます。眼球陥凹(見かけ上)と同側顔面の発汗低下も伴います。
Adie症候群とArgyll Robertson瞳孔は瞳孔のみ、Duane症候群Ⅰ型は眼球運動のみ、重症筋無力症は眼瞼下垂と眼球運動障害はきたしますが瞳孔は正常です。
選択肢の確認
1.Adie症候群
誤り。Adie症候群は瞳孔と調節の異常であり眼瞼下垂はない。
2.Argyll Robertson瞳孔
誤り。Argyll Robertson瞳孔は瞳孔の異常のみである。
3.Duane症候群Ⅰ型
誤り。Duane症候群Ⅰ型は眼球運動の異常である。
4.Horner症候群
正しい。Horner症候群は縮瞳と眼瞼下垂を同時にきたす。
5.重症筋無力症
誤り。重症筋無力症では瞳孔は正常である。
覚えるポイント
- Horner症候群=縮瞳+眼瞼下垂+眼球陥凹+発汗低下。
- 暗所で瞳孔不同が著明になる(dilation lag)。
- 動眼神経麻痺は散瞳+眼瞼下垂+外下斜視。