49AM049|第49回 視能訓練士国家試験 過去問
両眼視時に片眼視時よりも視力が低下するのはどれか。
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正解: 1
正答
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この問題のポイント
両眼視時に視力が下がる病態を問う問題です。
解説
斜位近視では、外斜位を融像で代償するために過剰な輻湊が働き、それに連動した調節が起こって近視化します。両眼を開いていると融像のために輻湊し続けるので両眼視時に視力が低下し、片眼を遮ると融像の必要がなくなり視力が回復します。
潜伏眼振は片眼を遮ったときに視力が下がる(両眼視で良い)、眼性斜頸・恒常性外斜視・調節性内斜視では両眼視による視力低下は生じません。
選択肢の確認
1.斜位近視
正しい。斜位近視では両眼視時に過剰輻湊と調節が起こり視力が低下する。
2.潜伏眼振
誤り。潜伏眼振では片眼遮閉時に眼振が出て視力が下がる。
3.眼性斜頸
誤り。眼性斜頸では頭位により視力が変わるが両眼視での低下はない。
4.恒常性外斜視
誤り。恒常性外斜視では融像しないため過剰輻湊は起こらない。
5.調節性内斜視
誤り。調節性内斜視では両眼視による視力低下は生じない。
覚えるポイント
- 斜位近視=両眼開放で視力低下、片眼遮閉で回復。
- 調節麻痺下の屈折検査で近視度が減ることが診断の手がかり。
- 潜伏眼振では逆に遮閉法での視力測定に注意が要る。