49AM057|第49回 視能訓練士国家試験 過去問
Hirschberg法の検査結果に影響しないのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
Hirschberg法の結果に影響する因子を問う問題です。
解説
Hirschberg法は角膜反射の位置から斜視角を概算する方法です。**γ角(κ角)**のずれ、検査距離(近いほど輻湊が働く)、偏心固視(中心窩以外で固視すると反射位置がずれる)、角膜曲率半径(反射像の位置が変わる)は、いずれも結果に影響します。
視力は、固視さえできれば反射位置の判定に影響しません。むしろ視力が出ない眼の斜視角を測れることがこの方法の利点です。
選択肢の確認
1.視力
正しい。固視できれば視力は反射位置の判定に影響しない。
2.γ角
誤り。γ角のずれは反射位置を変えるため結果に影響する。
3.検査距離
誤り。検査距離は輻湊の程度を変えるため結果に影響する。
4.偏心固視
誤り。偏心固視があると反射位置がずれる。
5.角膜曲率半径
誤り。角膜曲率半径は反射像の位置に影響する。
覚えるポイント
- Hirschberg法=角膜反射の偏位1 mmが約7°(約15Δ)に相当。
- 視力不良眼でも測定できるのが利点。精度は低い。
- 定量にはKrimsky法(プリズム併用)や交代プリズム遮閉試験を用いる。