49PM012|第49回 視能訓練士国家試験 過去問
複視が同側性なのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: 1・2
正答
1、2
この問題のポイント
同側性複視が生じる病態を問う問題です。
解説
同側性(非交差性)複視は内斜視のときに生じます。開散麻痺は遠見で内斜視となり、外転神経麻痺は患側の外転制限により内斜視となるため、いずれも同側性複視です。
動眼神経麻痺は外下斜視となり交差性複視、遠方固視時の近方の物体は生理的複視のうち交差性、異常対応の内斜視術後の背理性複視は手術で正位〜外斜位になっているのに異常対応が残るため交差性複視となります。
選択肢の確認
1.開散麻痺
正しい。開散麻痺は遠見の内斜視であり同側性複視となる。
2.外転神経麻痺
正しい。外転神経麻痺は内斜視となり同側性複視となる。
3.動眼神経麻痺
誤り。動眼神経麻痺は外下斜視となり交差性複視となる。
4.遠方固視時の近方の物体
誤り。遠方固視時の近方の物体では交差性の生理的複視が生じる。
5.異常対応の内斜視術後の背理性複視
誤り。異常対応の内斜視術後の背理性複視は交差性となる。
覚えるポイント
- 内斜視=同側性(非交差性)複視、外斜視=交差性複視。
- 生理的複視=固視点より手前は交差性、奥は同側性。
- 背理性複視=異常対応のまま眼位を矯正したときに生じる逆向きの複視。