50AM058|第50回 視能訓練士国家試験 過去問
むき眼位により矯正視力が変化するのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
むき眼位(視方向)によって矯正視力が変化する病態を問う問題です。
解説
先天眼振では、眼振が最も小さくなる**静止位(null point)**が存在し、その方向を向いたときに視力が最も良くなります。逆に静止位から外れた方向では眼振が大きくなり視力が低下します。患者が代償頭位をとるのはこのためです。
斜位近視は両眼視か片眼視かで、不同視弱視・調節性内斜視は視方向で視力は変わらず、間欠性外斜視でも矯正視力は方向によって変化しません。
選択肢の確認
1.斜位近視
誤り。斜位近視は両眼視か片眼視かで視力が変わる。
2.先天眼振
正しい。先天眼振では静止位で視力が最も良くなり、方向により変化する。
3.不同視弱視
誤り。不同視弱視では視方向により矯正視力は変わらない。
4.間欠性外斜視
誤り。間欠性外斜視では視方向により矯正視力は変わらない。
5.調節性内斜視
誤り。調節性内斜視では視方向により矯正視力は変わらない。
覚えるポイント
- 先天眼振=静止位で眼振が最小となり視力が最良。代償頭位をとる。
- 治療=Kestenbaum法で静止位を正面に移す。
- 輻湊で眼振が減弱する場合は基底外方プリズムを用いることもある。