51AM056|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
プリズム眼鏡で治療するのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
プリズム眼鏡が治療に用いられる病態を問う問題です。
解説
後天上下斜視は、上下方向の融像幅が1〜2°と狭いため、わずかなずれでも複視をきたします。少量のプリズムで複視を除去できることが多く、プリズム眼鏡のよい適応です。
外方回旋斜視はプリズムでは矯正できず(像を回転できない)、下斜筋過動症と後天固定内斜視は手術、屈折性調節性内斜視は遠視の完全矯正眼鏡で対応します。
選択肢の確認
1.外方回旋斜視
誤り。プリズムは像を回転できないため外方回旋斜視には無効である。
2.下斜筋過動症
誤り。下斜筋過動症は手術で対応する。
3.後天上下斜視
正しい。後天上下斜視は少量のプリズムで複視を除去でき、よい適応である。
4.後天固定内斜視
誤り。後天固定内斜視は手術で対応する。
5.屈折性調節性内斜視
誤り。屈折性調節性内斜視は遠視の完全矯正眼鏡で対応する。
覚えるポイント
- 上下方向の融像幅は1〜2°と狭く、少量のプリズムが有効。
- プリズムは像を平行移動させるが回転はできない(回旋斜視には無効)。
- 大きな度数や一時的な使用にはFresnel膜プリズムが便利。