第51回

51PM042|第51回 視能訓練士国家試験 過去問

2つ選択

球後視神経炎について正しいのはどれか。2つ選べ。

解答・解説を見る

正解2・5

正答

2、5

この問題のポイント

球後視神経炎の特徴を問う問題です。

解説

球後視神経炎では、乳頭黄斑線維束が選択的に障害されるため中心暗点がみられます。また視神経機能の低下により限界フリッカ値が低下し、視力の回復後もこの低下が残ることがあります。

視力は急激に低下し、炎症が眼球の後方にあるため視神経乳頭は正常(「患者も医者も何も見えない」)、障害されるのは弓状神経線維ではなく乳頭黄斑線維束です。

選択肢の確認

1.視力低下はない。
誤り。急激な視力低下をきたす。

2.中心暗点がみられる。
正しい。乳頭黄斑線維束の障害により中心暗点がみられる。

3.視神経乳頭は発赤する。
誤り。球後の炎症であり視神経乳頭は正常である。

4.弓状神経線維が障害される。
誤り。障害されるのは乳頭黄斑線維束であり弓状神経線維ではない。

5.限界フリッカ値が低下する。
正しい。限界フリッカ値が低下する。

覚えるポイント

  • 球後視神経炎=乳頭所見が正常。眼球運動時痛・中心暗点・RAPD・色覚低下。
  • 乳頭炎=乳頭が発赤腫脹する。小児に多い。
  • 多発性硬化症や視神経脊髄炎の初発症状となることがある。

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