52AM001|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
中毒性視神経症と関連のある化合物はどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
中毒性視神経症の原因物質を問う問題です。
解説
**メチルアルコール(メタノール)**は、体内でギ酸に代謝され、視神経とくに乳頭黄斑線維束を選択的に障害します。誤飲により急激な両眼性の視力低下・中心暗点・散瞳をきたし、失明に至ることがあります。代謝性アシドーシスも伴います。
エチレングリコールは腎障害、カドミウムはイタイイタイ病、ダイオキシンは環境汚染物質、窒素酸化物は呼吸器障害と関連します。
選択肢の確認
1.エチレングリコール
誤り。エチレングリコールは主に腎障害をきたす。
2.カドミウム
誤り。カドミウムはイタイイタイ病の原因物質である。
3.ダイオキシン
誤り。ダイオキシンは環境汚染物質であり視神経症とは関連が薄い。
4.窒素酸化物
誤り。窒素酸化物は呼吸器障害と関連する。
5.メチルアルコール
正しい。メチルアルコールは中毒性視神経症を起こす。
覚えるポイント
- 中毒性視神経症=メタノール、エタンブトール、タバコ・アルコール、鉛。
- 両眼性・無痛性・中心暗点・色覚異常(青黄)が特徴。
- メタノール中毒の治療=エタノールまたはホメピゾール、血液透析。