52AM064|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
交代性上斜位について正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
交代性上斜位の所見を問う問題です。
解説
交代性上斜位では、頭部を傾斜させると上斜視が変化するBielschowsky現象(明るさを変えても偏位が変化する現象を含む)がみられます。これは通常の上下斜視とは異なる特徴です。
乳児内斜視など先天的な水平斜視に合併し、上下偏位の代償として頭位異常をとることがあり、上転眼は外方回旋を伴い、上転の程度は外転位で著明になります。
選択肢の確認
1.後天内斜視に合併する。
誤り。乳児内斜視など先天的な水平斜視に合併する。
2.頭位異常はみられない。
誤り。上下偏位の代償として頭位異常をとることがある。
3.上転眼は内方回旋を伴う。
誤り。上転眼は外方回旋を伴う。
4.Bielschowsky 現象がみられる。
正しい。Bielschowsky現象がみられる。
5.上転の程度は内転位で著明になる。
誤り。上転の程度は外転位で著明になる。
覚えるポイント
- 交代性上斜位=どちらを遮閉してもその眼が上転・外方回旋する。
- Heringの法則に従わない(対側眼が下転しない)。
- 乳児内斜視に合併しやすく、潜伏眼振・下斜筋過動も伴う。