52PM072|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
6歳の女児。眼瞼疾患の治療のために紹介受診した。左眼の細隙灯顕微鏡写真(別冊No. 10)を別に示す。この疾患で正しいのはどれか。

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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
小児の眼瞼疾患の症状を問う図問題です。
解説
睫毛が眼球側を向いて角膜に接触する睫毛内反(下眼瞼内反)では、角膜上皮が傷つくため羞明・流涙・異物感が生じます。小児では下眼瞼の皮膚と眼輪筋の過剰により生じ、成長とともに自然に軽快することも多くみられます。
下眼瞼の鼻側に多く、瞼板の異常はなく、痛みよりは羞明や瞬きの多さとして気づかれます。
選択肢の確認
1.耳側に多い。
誤り。鼻側に多い。
2.羞明がある。
正しい。角膜上皮障害により羞明が生じる。
3.上眼瞼に多い。
誤り。下眼瞼に多い。
4.眼瞼に痛みがある。
誤り。眼瞼そのものの痛みではなく角膜刺激による症状が主である。
5.瞼板の異常がある。
誤り。小児の睫毛内反では瞼板の異常はない。
覚えるポイント
- 小児の睫毛内反=下眼瞼鼻側に多い。皮膚と眼輪筋の過剰による。
- 症状=羞明・流涙・瞬目増加・充血。角膜上皮障害を伴う。
- 成長とともに軽快することが多い。角膜障害が強ければ手術(Hotz法)。