53AM006|第53回 視能訓練士国家試験 過去問
糖尿病による眼合併症でないのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
糖尿病による眼合併症を問う問題です。
解説
網膜色素変性は遺伝性の網膜変性疾患であり、糖尿病とは無関係です。
糖尿病では、虚血性の眼球運動神経麻痺による斜視、水晶体の混濁による白内障、血糖変動に伴う水晶体の浸透圧変化による一過性の屈折異常、網膜虚血に続く血管新生緑内障が生じます。糖尿病網膜症も代表的な合併症です。
選択肢の確認
1.斜視
誤り。虚血性の眼球運動神経麻痺により斜視が生じる。
2.白内障
誤り。糖尿病白内障は代表的な合併症である。
3.屈折異常
誤り。血糖変動により一過性の屈折異常が生じる。
4.網膜色素変性
正しい。網膜色素変性は遺伝性疾患であり糖尿病の合併症ではない。
5.新生血管緑内障
誤り。網膜虚血に続いて血管新生緑内障が生じる。
覚えるポイント
- 糖尿病の眼合併症=網膜症、白内障、血管新生緑内障、外眼筋麻痺、屈折変動、角膜上皮障害。
- 高血糖では水晶体の浸透圧変化により一過性に近視化する。
- 糖尿病性の動眼神経麻痺は瞳孔が保たれる(瞳孔回避)ことが多い。